English Watch

PokerStudie

―a lifetime to master

The ABC of 2NL, part 21: Value-betting when out of position as the pre-flop aggressor.

プリフロップアグレッサーとしてのアウトオブポジションからのバリューベット

ポジションがあるときとは対象的に、ポストフロップでは最初にアクションしなければならず、チェックビハインドすることはできません。ポジションがないということはポットコントロールが難しく、ビッグポットを作りたくとも作れず、ポットを小さく保ちたくても保てないということです。

 
問題点をまとめると以下の4つになります。
 
  • もしバリューベッドをする場合、IPの相手は単にフォールドすれば良く、難しい選択肢ではない。モンスターハンドをリバーで持っていてるときに支払ってもらうのが難しいだけでなく、相手から3ストリートのバリューを取るのがとても難しい
  • 中程度の強さのハンドでベットするとき、相手は強いハンド、ドロー、ブラフでレイズし、あなたを難しい判断に追いやることができる。中程度の強さのハンドは中程度のポットでプレイしたいのに、ターンレイズが飛んできたら?相手はリバーでオールインになることをちらつかせあなたを脅します。
  • チェックしてポットを小さく保とうとしても、相手はポジションを活かしてベットすることができます。ベッティングラウンドをパスしたいのに、チェックしてBMCBを打たれたらどうすればいいでしょうか?コールしたとしてもポットは大きくなってしまい、プランから外れてしまいます!もはやあなたに主導権はなく、次のストリートではさらにタフな状況に陥ってしまいます。
  • ドローを持っている場合、単にチェックビハインドでフリーカードをもらうということができません。相手にドローカードの価格を委ねてしまうことになるため、OOPでドローをパッシブにプレイするのはいささかトリッキーです。
 
OOPでポットサイズをコントロールするのは難しいことです。ただそうはいっても、モンスターハンドを持っていれば、b-b-bのラインを取ればいいだけですので問題ありません。このラインでは100bb持ちではオーバーベットを使いでもしなければオールインに持ち込むことは難しいですが、ドローや、負けているハンドから単純にバリューを取るのであれば十分です。以下の例を見てみましょう。
 
(※ハンドやスタック詳細は元記事のリプレイヤーを参照してください。PCからじゃないと見れないかも)
 

ハンド1 9人卓

Hero-MP1 TsTh
COはブラインドをポスト
 
MP1-R 3BB
CO-C
 
Flop KhTc5s(7.5BB)
 
MP1-BET 6.5BB
CO-C
 
Turn 4c(20.5BB)
 
MP1-BET 19.5BB
CO-C
 
River Kd(57BB)
 
MP1-BET 71.5BB(All-in)
CO-C
 
CO AsTd
 
上のハンドでは、私はTTでオープンし、COにコールされました。COはブラインドをポストしてゲームに入ったレクリエーショナルプレイヤーです。フロップでミドルセットを引き当て、私は相手がKを持っていることを願い、バリュータウンモードに入りました。
 
ターンのブランクカードでも、Kxがコールしてくれると考え大きいベットを打ちました。リバーのKはとても良いカードで、Kxがトリップスになり、もう降りることはないでしょう。私のフルハウスに対し、相手はオールインまでたどり着きました。ここで相手がKKやKTを見せてきたら、クーラーを食らわされたというものでしょう。
 
しかし驚いたことに、相手はATでコールしてくれていたのです!フロップでのエクイティは2%しかなく、ドローイングデッドに近いものでした。
 
もしもっとスタックがディープで、相手がアグレッシブであることがわかっているならば―とくにフロートを好むタイプ―ならば、ターンはx/rすることにより、リバーではオーバーベットにならないショブを狙いに行きます。
 
ただこのラインはいささかファンシーすぎるかもしれません。ターンで相手が罠にかかってベットしてくれなければ、バリューを取り逃すことになってしまいそうです。もし相手がQJのようなハンドを持っていて、ターンをチェックされてしまったらそれこそ大惨事です!ターンでバリューを取り逃すだけではなく、彼がポットにお金を入れるのはストレートが完成したときだけでしょう。
 
2NLの一般的な話として、自分がプリフロップレイザーの時に、x/rのようなファンシーなプレイは避けるべきです。バリューベットを打ってきましょう。私のデータベースの、b-x/r-bのラインを取った時のデータを見る限り、少ないサンプルではありますが、大抵の場合バリューを取り逃してしまっていました。
 
というわけで、フロップセットのようなモンスターハンドは単純にバリューベットをすればいいというのはわかったかと思います。しかし、中程度の強さのハンドではどうすればいいでしょう?
 
これは難しいところで、ボードと、相手のレンジを推測する能力が重要になってきます。前回の記事でおすすめしたような、ポットコントロールするラインはOOPでも有効に働きはしますが、欠点もあります。
 
IPの時にはb-x-b、b-b-xのアクションを取る時に、自分がチェックした後に相手にアクションを起こされる心配はありません。アクションを終わらせ、次のカードを見る/ショウダウンに行くことができます。しかしOOPでは、チェックした後に、次のストリートを見る前にベットをされる可能性があります。
 
バリューハンドを持っている時にOOPでチェックすることはあまりしません。イニシアチブを相手に渡すということは、相手にブラフされ、相手のハンドについて推測しなければならなくなるかもしれないということです。それに対し、ベットをする利点は、相手に判断をさせることができるということです。また、それにより相手の情報を得ることもできるということです。
 
相手は完全なエアでコールすることはまれでしょう。次のカードを見たいからコールするのです。しかしチェックしてしまえば、弱さを見せることになり、相手にブラフの機会を与えてしまいます。チェックした場合、相手が強いプレイヤーであれば、ターンベットレンジにバリューハンドとブラフハンドをミックスしているので、正確な読みができなければ相手のハンドを推測することは難しいでしょう。
 
しかしパッシブなプレイヤー相手には、特にウェットボードではチェックすることによりポットコントロールができることも多いです。パッシブなプレイヤーはドローでのベットをあまり好まないので、もしチェックしてベットされた場合、TP+を持っていると考えていいでしょう。
逆に言えば、ドローを単にコールしてくれるパッシブなプレイヤー相手に対してトップペアを持っていれば、バリューベットのチャンスです。バリューが取れるストリートをスキップしないようにしましょう!パッシブなプレイヤー相手にベットをしていくというのは今回の話の本筋とは少し離れますが、とても重要です。
 
コーリングステーションはモンスターハンドでなければ決してレイズしてこないということは、2NLをクラッシュするための重要なストラテジーとなってきます。もしあなたがトップペアを持っていても、ターンレイズされたのであれば降りるべきです。これはBaluga Theoremとして紹介したもので、今でも2NLでは通用し、当時(2008年)では50NLでも通用しました。
これを踏まえて、私はトップペアを持っている場合、フロップとターンはb/fが基本です。リバーでも基本的にb/fですが、アグレッシブなプレイヤー相手にはコールすることもありますし、ボードが不利であればx/fも視野に入れます。
これに関しては以下の例を見ていただけるのがわかりやすいと思います。
 

ハンド2 7人卓

Raise pre, bet flop, bet-fold turn.
 
Hero-MP1 KdQc
 
UTG-F
MP1-R 2.5BB
 
MP2,SB-C
 
Flop Qd7h6s(8.5BB)
 
MP1-BET 5.5BB
MP2,SB-C
 
Turn 5d(25BB)
 
MP1-BET 13BB
MP2-Raise to 32BB
SB,MP1-F
 
KQでオープンし、2人にコールされました。フロップではセミウェットボードのトップペア。フラッシュドローはないですが、OESDは存在します。76のツーペアも考えられます。
 
私がポジションを取られているMP2のプレイヤーが少し心配で、かれは12/6のスタッツのいわゆる「ナッツ売り」プレイヤーです。このようなプレイヤーはミドルスーコネでプリフロをコールしてくることはあまりなく、あるとすればセットマインでしょう。
 
ターンの5は私にとっては悪く、相手にとっては良いカードです。98はもちろん、55,65も手が進みます。77と66にはフロップですでに負けています。しかし、相手双方にドローも考えられるので、このトップペアをチェックで回したくはありません。チェックコールはもっと悪く、相手のペアプラスドロー、そしてモンスターハンドにバリュータウンに連れて行かれてしまうでしょう。ですので、ここではb/fのラインを取りました。
 
これはかなり簡単なレイダウンで、なぜなら相手にはほぼブラフがないからです。彼はトップペアに勝てるハンドは確実に持っているでしょう。もしターンをコールされてしまった場合、リバーは基本的にx/fを取ります。相手のリバーベットは、ワンペアに対して勝てるハンドであることがほとんどだからです。ただ、時にはブロックベットなどをすることもあります。
 
 

ハンド3 6人卓

Raise pre, bet flop, bet(-fold) turn, check-call river
 
Hero-SB AdKs
 
MP-L
CO-C
SB-R 4BB
MP,CO-C
 
Flop Ks8h4s(13BB)
 
SB-BET 11BB
MP-F
CO-C
 
Turn 7h(35BB)
 
SB-BET 19BB
CO-C
 
River 4h(73BB)
 
SB-x
CO-BET 26BB
SB-C
 
CO Qs2s
 
このハンドでは、私はSBからAKをもってリンパーをアイソレートしました。フロップはかなりよく、Kxとフラッシュドローをターゲットに確信を持ってバリューベットです。ターンではいささかウェットなボードになりました。ここでもレイズにはフォールドを考えつつ、バリューベットを打ちました。リバーではバックドアフラッシュが完成するカードが落ち、同時にペアボードになりました。このワンペアで(ボードに44があるので正確にはツーペアですが)相手に対して勝っているでしょう。
 
しかし、ここでこの相手に対しては読みがあります。私はこの相手に対してノートを付けており、ミスドローでのブラフが多い、と書いてあります。もし相手がスペードのミスドローであれば、ベットした場合、決してコールはしないでしょう。しかしチェックすれば、相手がブラフをしてくる余地があります。すると、まさにそのようなことがおこりました。私がチェックすると、彼はバリューベットのようなベットをしてきました。しかし、これは私が二発打って諦めたように見えたため、エアで打ってきたスタブベットでした。私のハンドはすべてのブラフとAA以外のすべてのワンペアに勝てるので、これはコールするのに十分価値があります。時には相手がトリップスやフルハウス、フラッシュを持っている場合もあるかもしれませんが、この時はミスドローのQハイでした。このハンド例では、b-b-bのラインでは2ストリートしか取れなかったバリューを3ストリートで取ったと言って良いでしょう。
 
ただし注意したいのは、2NLの多くの相手に、このラインは取らないほうが良いかも、ということです。小さくベットフォールドが良いでしょう。2NLでb-b-c/cのラインでワンペアを持ってブラフキャッチをした場合、負けていることが多々ありました。一般的な2NLのレクリエーショナルプレイヤーがリバーでベットをしてきた場合、ワンペア以上の手であることが多いように思えます。上のレートに上がれば、相手のアグレッションが上がってくるため、もちろんブラフキャッチが重要となってきます。
 

ハンド4 9人卓

Raise pre, bet flop, check(-call) turn, bet(-fold) river.
 
Hero-UTG+1 AcJc
 
UTG-F
UTG+1-R 3BB
MP2-C
others-F
 
Flop AdQd5d(7.5BB)
 
UTG+1-B(4.5BB)
MP2-C
 
Turn 8s(16.5BB)
 
UTG+1-x
MP2-x
 
River 4s(16.5BB)
 
UTG+1-B(8.5BB)
MP2-C
 
MP2 Muck
 
AJsを持ってのこのフロップは少々複雑な気持ちです。トップペアなのはもちろん良いですが、この様な危険なボードでは、3ストリートでバリューを取るのは難しいでしょう。このボードでb-b-bのラインを取れば、モンスターハンドに反撃されるか、コールされたとしても相手はセットかフラッシュでしょう。ですので、ここは2ストリートのバリューで十分とします。
 
この場合、ターンで何が落ちるかはとても重要です。もし4枚目のダイヤが落ちた場合、私は惜しむこともなくx/fのラインを取るでしょう。実際にはダイヤが落ちなかったので、ターンでx/c、リバーでx/fのラインを取るプランを立てました。ターンで打つこともできますが、弱いハンドを即座に下ろしてしまい、リバーに相手が残った場合に弱みを見せなければならないことが多いので、私は好みません。また、現状で勝っているコンボドローなどにレイズされたくないということもあります。
 
結果、ターンは相手がチェックビハインドしてくれて、リバーはほぼ影響がなさそうなカードなので幸運でした。相手はセットやフラッシュをスロープレイしている可能性もありますが、ペアやミスドローのような弱いハンドでしょう。レイズされたら降りることを考えつつ、ハーフポットを打ちました。これはブロックベットといってもいいかもしれません。バリューを狙いつつ、ポットサイズ以下の金額でショウダウンまで行きたいというベットです。
 
ターンで打ってしまっている場合は更に小さいサイズを打ちますが、小さすぎると相手がブラフレイズを考えてしまうかもしれないので、あまり好きではありません。2つのストリートで私はいくばくかの強みも見せているのに、リバーのハーフポットにレイズするのであればそれにワンペアやエアではないでしょうし、イージーフォールドです。
相手は結果的に、以前このブログでb-c-bのラインを取り上げたときと同様、かなり弱いハンド、Q6でコールしてきました。
 

ハンド5 6人卓

Raise pre, bet flop, bet turn, check-fold river.
 
Hero-BB ThTs
 
UTG-F
MP-L
CO,BU,SB-F
BB-R 3.5BB
MP-C
 
Flop 6d6s2h(7.5BB)
 
BB-B(4.5BB)
MP-C
 
Turn 9s(16.5BB)
 
BB-B(10.5BB)
MP-C
 
River Jd(37.5BB)
 
BB-x
MP-B(86BB)
BB-F
 
このプレイの相手はパッシブなプレイヤーで、ドローでほとんどブラフをしません。おそらくターンまではこちらが勝っていたと思うのですが、トリップスやフルハウスもありえます。かなりスロープレイをする相手なのでなんとも確証はもてません。リバーで取り逃したバリューを埋めるため、大きなベットをしてきたのかもしれません。
 
私のハンドの相対的な強さは、リバーで落ちたカードにより暴落してしまいました。オーバーカードかつフラッシュがコンプリートするカードが落ちた状況で、ベットをしても負けているハンドがコールしてくれる可能性は少ないと考え、チェックして小さいベットにはコール、大きいベットなら降りるプランを立てました。
 
しかし相手がいきなりのオーバーベットオールインをしてきたとき、私は相手がフルハウスか、フラッシュか、トリップスか、はたまた単にJなのかを正直わかりませんでした。私に分かることは、ハンドが単なるTのペアで、巨大なオーバーベットを受けた、ということだけでした。
 
私はフォールドし、相手がどれだけのバリューを取り逃したかと考え、少し笑いました。私のブログのバリューベットの部分を読んで勉強した方がいいよ、と言ってあげればよかったかもしれません(-.-;)
 

まとめ

記事を結ぶ前に繰り返し書いておきたいのは、これらのハンド例は意図的に変なハンドを抜き出したものではなく、2NLではよくあるプレイだということ、そして、私のプレイも最適なものではないかもしれない、ということです。それぞれの状況下でもっとよく機能する、より良いラインや、良いベットサイズがあるかもしれません。
 
今回の記事を読んでいただいた読者の方に理解してほしいことは、OOPでのプレイは難しいものであり、ベットをするたびに、どういう目的で、どんなハンドに向けて打ち、相手のアクションに対してどう対応するのか、というプランをよく考えなければいけないということです。
 
このブログではわかりやすいように、「トップペアのOOPではb-b-cのラインだ!」のように、できる限りシンプルに解説したいとは思っていますが、これは現実の状況とは異なるわけです。それぞれの状況はそれぞれ異なるわけで、機械的にそのようなプレイで多面するのであれば、高いウィンレートを出すことはできません。ハンドリーディング、レンジ推測に集中し、その都度、ベットか、チェックか、フォールドか、どれが最適なプレイかを考えるようにしましょう。
 
もしそれでも一言でまとめたものがほしいのであれば、OOPでのリバーのプレイに関して、この言葉を胸に刻みましょう。
 
負けているハンドがコールしてくれるならb/f、相手のレンジにミスドローが多いならx/c、ほぼ確実に負けていると思うならx/fしましょう。
 
次回から2回にわけて、プリフロップコーラーとして、そして中程度のハンドの強さの場合の時についての記事を書きたいと思います。それまでお待ち下さい。
 
※というポストを最後にブログの更新は2014年のここで止まってしまっているので、実質的にはこの第21回が最終回となります。シリーズものの訳出をはじめたにもかかわらず、完結が遅れに遅れてしまい誠に申し訳ありませんでした。
 
元記事はこちら

 
 

25% Pot Bet Size Example 2: Extracting Maximum Value

PokerSnowie subscription plans

25%ポットベットサイズの例2 バリューを最大限引き出す

f:id:pokerstudie:20170222092410p:plain

あなたはインポジションで非常に強いハンドを持っています。どうやってバリューを最大限引き出せばいいでしょうか。

ほぼ確実に勝っているハンドなので、単にコールし、リバーでさらなるアクションが起きるのを願うというプレイも考えられます。しかしそれではベッティングラウンドがあと一回しか残らず、ポットを小さく保ってしまいそうです。スタックはかなりディープで、ポットにもっと多くのお金を入れる良いチャンスです。

 

f:id:pokerstudie:20170222093129p:plain

もしハーフポット以上のレイズサイズしかない場合、相手はハンドレンジの大部分でフォールドしてしまいます。レイズは悪くないアクションではありますが、コールとEVはほぼ変わりません。

 

f:id:pokerstudie:20170222093208p:plain

新AIはミニレイズを推奨しており、より多くのEVを得ることが出来ます。小さいレイズをすることで相手のフォールド頻度が減り、さらにはリレイズされる可能性が若干上がります。その結果、あなたは相手を取り逃がすこと無くポットを大きくすることが出来ます。

 

結論

多くのシチュエーションで、小さいベットやレイズは正しい戦略となるようです。PokerSnowieはこの新たな武器を備えたことにより、さらにパフォーマンスを増し、有効な戦略的アドバイスをすることができるようになりました。PokerSnowieのアグレッシブさは更に上がり、対応するのがさらに難しくなったといえます。

あなたが新AIを楽しみ、プレイを向上させることができるのであれば幸いです。

 

PokerSnowieの10日間フリートライアルはこちら

PokerSnowie Free Trial

 

元記事はこちら

25% Pot Bet Size Example 1: A New Strategy for Over Cards

PokerSnowie subscription plans

25%ポットベットサイズの例1 オーバーカードに対する新たな戦略

 

f:id:pokerstudie:20170221172456p:plain

あなたはOOPで、中程度の強さのハンドを持っています。あなたがベストハンドを持っている可能性は高いですが、相手のオーバーカードに対しては脆いハンドでもあります。明らかに、ここでは大きなベットをしたくないシチュエーションです。

 

f:id:pokerstudie:20170221172722p:plain

この状況に対しては、旧AIでも新AIでも、25%ポットベットという選択肢がない場合には、100%の確率でチェックを推奨します。

 

f:id:pokerstudie:20170221172812p:plain

しかし、ベットサイズにさらなる自由度を得た新AIでは、25%ポットベットを強く推奨しています!

この戦略には、以下のような利点が存在します。

  • 第1に、KdQdやAc6cの様なハンドをフォールドさせ、あなたのハンドを守ることが出来ます。即座にポットを取れるのであれば十分でしょう。
  • 第2に、ハイカードハンドに対してバリューを取ることが出来ます。相手は負けているハンドでフリーカードを得る代わりに、25%ポットベットにコールすることになります。
  • そして、ブロックベットとして働くと同時に、次のカードの価格を、相手ではなく、あなたが決められるという利点があります。
    例えば相手がオーバーペアを持っていた場合、相手はあなたのベットに対して単にコールするでしょう。そしてあなたがチェックした場合、相手はおそらくベットしてきて、あなたはそれにコールすることになるでしょう。
    この場合、あなたは相手にベットサイズを決める選択肢を与えてしまっていることになります。もし相手がハーフポットを打ってきたのなら、あなたは自分は25%ポットを打ったときよりもより多くのお金を、負けているハンドでポットに入れなければなりません。

このハンドは、新AIの新しい戦略がとてもわかり易い良い例です。

次回の記事でも、新AIが25%ポットベットサイズを使用する例を見ていきましょう。

 

PokerSnowieの10日間フリートライアルはこちら

PokerSnowie Free Trial

 

元記事はこちら

New AI - Introducing the 25% Pot Bet Size

PokerSnowie subscription plans

新AIのご紹介 25%ポットのベットサイズ

何が変わったか?

PokerSnowieは可能な限り最高品質のAIを提供するように努力しており、常にアドバイスの改善を試みています。マルチプレイヤーのNLHEというのはとても複雑なゲームで、現段階でのAIは決して完璧とはいえません。

ですが、最新のAIアップデートでは重要な一歩を踏み出したということが出来ます。新AIは旧AIより数ヶ月も多くの学習をしており、その事実だけでもより強く、確立された戦略へ進んでいることが理解していただけると思います。

今回の新しい点は25%ポットというベットサイズの導入です。

 

なぜ25%か?

まず原則として、ベットサイズの種類を増やすことが良いことなのは間違いないでしょう。ベットサイズが少なすぎれば、AIの取りうる戦略に制約がありすぎ、その結果として、取りうる最適な戦略とはかけ離れた判断を行ってしまうことになります。

しかし、実際にそれを導入するとなるとまた別の問題があります。AIに対処させるベットサイズが増えれば増えるほど、それらのベットサイズのバランシングをさせることが難しくなってしまいます。これが、ベットサイズの追加を1種類にとどめた理由です。

また、多くのプレイヤーはベットサイズを50~100%の間で調整しているので、70%~75%くらいのベットサイズを導入することも意味があることでしょうから、選択肢には存在しました。

最終的に、我々は25%のベットサイズを導入することを決定し、AIが取りうるベットサイズのレンジの幅を増やし、ミニレイズや確認ベットなど、AIが新しい戦略を発明できるようにしました。

 

結果はどうなった?

このベットサイズが有効に働かないのであれば、AIはほぼこのベットサイズを使用しないか、選択肢には選ばないでしょう。結果としては旧AIとそこまで変わらない戦略に落ち着いてしまうかもしれません。

しかしかながら、25%というのは優れたベットサイズであるということが判明しました。AIはこのベットサイズを好み、しかも最適なサイズとして多用します。これはAIがこのベットサイズの導入により強化され、旧AIよりも強くなったと言って良いでしょう。

一般的に言えば、ベットサイズが小さいほど、ベット頻度は高くなるはずです。例えば、ダブルポットを打つ頻度というのは、ハーフポットを打つ頻度よりもかなり少ないはずです。25%ポットを多用するということは、より高いベット頻度で、よりアグレッシブにプレイするということを意味します。

次回の記事では、25%ポットのベットサイズが有効に働いたハンドサンプルをご紹介します。

 

 PokerSnowieの10日間フリートライアルはこちら

PokerSnowie Free Trial

 

元記事はこちら

The ABC of 2NL, part 20: Value-betting in position as the pre-flop aggressor.

プリフロップアグレッサーとしてのインポジションからのバリューベット

今回の記事では、あなたがインポジションのプリフロップレイザーで、コーラーが一人の時に、ポストフロップでバリューハンド(トップペア+)を持っている場合にとり得るアクションラインとして、いくつかの典型的な(そして標準的な)ものを見ていきたいと思います。特に、最大バリューを取る場合のb-b-bラインと、ポットコントロールをするb-x-b、b-b-xのラインに注目します。

 

ヘッズアップであなたがプリフロップレイザーでインポジションの場合、基本的に相手はチェックで回してくるはずです。もしドンクベットを打ってきた場合、主導権を取られることになり、ここでのプランはそのまま使えなくなります。ドンクベットへの対処については今後書く予定ですが、まず今は、あなたにハンドが入り、相手がチェックで回してきた時に、どういうバリューベットを打つかを考えていきましょう。

 

ベットをするときには、目の前のフロップだけでなく、フロップ、ターン、リバーでのプランを立てるべきです。そしてそのために、相対的なハンドの強さや、相手がどのようなボードではどのようなハンドレンジで継続してプレイするかを考える必要があります。 あなたがトップレンジに近いハンドを持っており、相手がコールするハンドがたくさんあるのであれば、商談まで行くことを願い大きいポットを作り出せるでしょう。しかし、常に3ストリートでバリューが取れるわけではありません。私のハンドヒストリーをフィルターにかけてみても、相手を全部のストリートでバリュータウンへ連れて行くことの出来たハンドというのは、驚くほど少ないものでした。これは、3ストリートのベットには相手のマージナルハンドや、ミスドローは降りてしまうということもあるでしょう。

 

ハンド1

それでは、フロップで強いハンドを引き、相手をバリュータウンへ導けたハンドの例を見てみましょう。

(※ハンドやスタック詳細は元記事のリプレイヤーを参照してください。PCからじゃないと見れないかも)

9人卓 Hero-BU 5h5d

MP1-L

BU-Raise3BB

SB-C

BB-C

MP1-C

 

Flop Ah5s9c (12BB)

BB-x

MP1-x

BU-BET 8.5BB

SB-C

BB-f

MP1-f

 

Turn Kd (29BB)

SB-x

BU-BET 16.5BB

SB-C

 

River Td (68BB)

SB-x

BU-BET 32BB(All-in)

SB-C

 

SB AhJs

 

プリフロップでは、私はボタンで55を持っていました。小さいアイソレートレイズをして、リンパーとヘッズアップになることを望みました。もちろん全員が降りてくれてもOKです。しかしここでは、3人にコールされてしまいました。

 

単なる55ではとてもショウダウンまではいけなそうなハンドですので、かなりプランが変わってきてしまいます。意図せずセットマインのような状況になってしまったので、セットを引けなければ私はCBすら打たないでしょう。このような弱いハンドで2アウツしかない状態でマルチウェイポットにベットするのは、お金を捨てているようなものです。

 

しかし運の良いことに、Aハイボードのフロップでセットを引き当てることが出来ました。 A95rのフロップなら、Axをターゲットにすることができ、ルースなプレイヤーが76sでコールしているのでもなければフラッシュやストレートに怯えることもありません。 アクションは私までチェックで回ってきたので、ポットの70%のベットをしたところ、かなりショートスタックのSBがコールしました。この時点で後のストリートに何が落ちても、もうコミットしてしまっています。

 

他のプレイヤーは降りたので、ターンではヘッズアップです。キングが落ちましたが、これならベットを継続して問題なさそうなカードです。相手がAKでプリフロップをコールでとどめていたのだとしたら、彼はどうやっても降りることは出来ないでしょう。

 

そしてこのカードで4カードレインボーボードになったので、フラッシュもありません。存在するドローはガットショットだけですが、QJなどのハンドならフロップで降りているでしょう。おそらく相手はほぼA持ちであり、トップペアでスタックオフしてくれることを望みたいところです。

 

ターンの時点でポットは58cで、彼のバックスタックは81cです。オーバーベットシャブでもいいかと思いましたが、ここではハーフに近い33cを打ち、彼がコールするか、レイズしてくれることを願いました。彼はコールし、リバーではポットに対しては既に小さい額となったオールインになりました。リバーの10dはスケアカードではなく、QJもほぼないでしょう。彼がATを持っていてくれても、どうやっても降りれなくなるので嬉しいところです。

 

結局彼はコールしてAJを見せ、私は彼のフルスタックに加えて、ボーナスとしてプリフロップのコーラーのお金も手に入れることができました。

 

このようなハンドはとても単純で、このような展開のフロップセットはbet-bet-betです。ターンやリバーのカードがスケアカードであったとしても、相手のハンドレンジの多くをAxと見積もっているなら、 スローダウンすることなくベットを打ち込みます。

 

相手がモンスターハンドを持っているなら早い段階でレイズが飛んで来るでしょうし、たとえそうだとしても、フロップセットというモンスターハンドをここで降りることはないと思います。この展開のリバーでは相手はほとんどワンペアかツーペアですので、とても簡単なプレイです。

 

ハンド2

さて、次はセットより弱い、中程度の強さのハンドを持っている場合のプレイを見てみましょう。このケースでは、6max(5人)のCOでAToを持ってリンパーへアイソレートレイズを行いました。

(※ハンドやスタック詳細は元記事のリプレイヤーを参照してください。PCからじゃないと見れないかも)

5人卓 HERO-CO AhTc

UTG-Limp

CO-Raise 3.5BB

BU,SB,BB-f

UTG-C

 

Flop Ac9s3h (8.5BB)

UTG-x

CO-BET 4BB

UTG-C

 

Turn 3s (16.5BB)

UTG-x

CO-x

 

River 6d (16.5BB)

UTG-x

CO-BET 8.5BB

UTG-C

 

UTG Muck

 

このフロップA93rはかなりのドライフロップで、ドローも存在しないことから、小さいCBを試みました。私はAx,9x、ポケットペアをターゲットとして、1ストリートもしくは2ストリートで相手から薄くバリューを取りたいと考えました。

 

ATでトップペアを作っても、キッカーがあまり強くはありません。相手がAJ+でリンプするようなプレイヤーだった場合、相手にバリューをプレゼントしてしまうことになります。ですので、あまり大きなポットを作りたくありません。2ストリートでバリューを取れれば十分なくらいです。

 

ターンはペアボードになりました。相手のハンドがこれで進展した可能性はA3sくらいでかなり薄いですが、AJ+と99のスロープレイには依然警戒をしています。ここでベットをしても大きなミスにはなりませんが、チェックビハインドを選択しました。これによりダブルバレルにほぼ降りてしまい、トリプルバレルには確実に降りるような弱いハンド(9x,77,A5等)をポットにとどめることができます。そして、ターンでチェックしてポットコントロールするした場合のリバーでは、相手はフロップ&ターンのダブルバレルに対してコールするより弱いハンドでもコールする可能性が高いのです。

 

2NLではb-x-bのラインはかなり有効です。TPMKのような中程度の強さのハンドを持っている場合、リバーでは、ベットのサイズにもよりますが、かなり弱めのハンドでもコールしてもらうことができるでしょう。なぜなら2NLの標準的な相手には、b-x-bのラインはIPが2回ポットをスチールを試みているだけにしか見えないからです。

 

ターンで相手にフラシュドローができてしまったかも、と警戒するかもしれませんが、私はそこまでドローについては心配しません。このドライなフロップでバックドアフラッシュドローがコールをするのはAxsのスペードくらいでしょうか。もしそれを相手が持っていて、リバーでフラッシュが完成したとしても、(1回のベットの投資だけで)逃げることが可能です。

 

そしてターンはチェックし、リバーでは影響がないであろう6dが落ちました。これで進むハンドというのは96s(ほぼないでしょう)、A6s(可能性はありそう)、66(これもなさそうではあるが、なんともいえない)くらいでしょう。 相手がチェックで回してきた時点で、私はほぼこちらがベストハンドを持っていると確信しました。なぜならこちらより良いハンドを相手が持っていればほぼバリューのためにリードベットしてくるからです。相手は、私がJJのようなハンドを持っている場合にチェックビハインドされたいとは思わないでしょう。

 

リバーで私はハーフポットのバリューベットを打ち、相手は負けているハンドでコールしてくれました。 ハンドはマックされてしまいましたが、おそらくA5のようなキッカー負けか、88のようなハンドでブラフキャッチを試みたということでしょう。

 

ハンド3

最後に、中程度のハンドでポットコントロールを試みた例を確認しましょう。

(※ハンドやスタック詳細は元記事のリプレイヤーを参照してください。PCからじゃないと見れないかも)

7人卓 HERO-BU Jc7c

UTG~CO-f

BU-Raise 2.5BB

SB-f BB-C

 

Flop JhTc9s (5.5BB)

BB-x

BU-BET 4.5BB

BB-C

 

Turn 9d (14.5BB)

BB-x

BU-x

 

River 2d (14.5BB)

BB-x

BU-BET 5BB

BB-C

 

BB Muck

 

ボタンからJ7sでスチールを試み、BBにコールされました。そしてかなりウェットなフロップでのトップペアとなりました。多くのハンドがフロップと絡み、ペア+ドローができている可能性はかなりあるでしょう。フロップナッツに対してドローイングデッドになっている可能性もあります。

 

しかしながら、ここでは私はベットしました。AQ/88などにフリーカードを与えてしまっては悲惨なことになるからです。ただ、このCBで相手に降りてほしくて仕方なかったことは確かです。このようなウェットボードでトップペアノーキッカーで大きいポットをプレイしたくはないからです。 私のプランとしては単純にb/fです。相手のドローに対して私のハンドがある程度のエクイティがあったとしても、レイズされた場合にプレイを継続できるほどではありません。

 

ただここでは相手はコールを選択しました。私はここで、相手がもし2ペアやセットだったらレイズしたのではないかと考え、相手がKJ/QJ/KT/QTのようなペア+ドローではないかと考えました。この場合私が勝っているのはTxに対してだけです。J7以下のJxは相手のレンジにはあまりなさそうです。

 

ターンでは前のハンドと同じように、ボードペアになりました。このカードは私にとっては悪いカードです。相手にトリップスができた可能性もありますが、それより重要なのは、このカードでは、フロップでコールした相手のレンジに対して、ベットしてフォールドさせることはできなそうということです。 9xを主張しても厳しいでしょうし、例えば相手がKJをもっていたなら、勝っているのではないかと考えるでしょう。 相手のレンジに対してどんなに良くてもコインフリップ程度のエクイティしかないと考えた私は、ポットコントロールを選択しました。安くショウダウンまで行き、運良く勝っていればいいなというところです。

 

そしてリバーで落ちた2dは超ブランクなカードです。相手がベットしてこなかったことで、トリップスも、ストレートも、ツーペアも持っていないだろうと確信しました。それらのハンドであればバリューを取りに来る可能性が高いからです。

 

ここはチェックビハインドしてもよかったのですが、わたしは1/3ポットのベットを打ちました。Txからシンバリューを取りに行ったのです。このシチュエーションとこの額であれば、コールしてもらえるだろうし、実際に相手は負けているハンドでコールしてくれました。 おそらく相手はAT/KT/QTのようなハンドや、もしかしたらAK/AQなどでキャッチにきたのかもしれませんし、安いベットだったのでセカンドペアでコールしたかもしれません。

 

このように、ポットコントロールするb-c-bのラインは、マージナルなトップペアを持っている時に2ストリートでバリューを取る事ができる方法なのです。

 

ここで書きたいのは、ブラフと見られコールされやすいため、完全にエアのハンドではこのb-c-bのラインは取らないほうが良いということです。トップペアミドルキッカーのような、中程度のハンドを持っている時にポットコントロールは機能します。エアでこのラインを使って「自殺的ブラフ」をするのは控えましょう。

 

それならまだ、大きいダブルバレルを打ってギブアップするか、単に一発打ってあとはギブアップするほうがいい場合のことが多いでしょう。ターンでチェックを挟んだ後にリバーでブラフを打つのは、2NLではお金を捨てる行為に等しいです。チェックを挟んだ後は、負けているハンドにコールしてもらえると思ったときだけ、リバーではベットしましょう。そうでないなら、単にチェックビハインドしましょう。すべてのわずかなバリューを追い求める必要はないし、パッシブプレイヤーに対して自らをバリュータウンに招待する必要もありません。

 

ここでのハンド例には入れていませんが、ポットコントロールのラインとしてはb-b-cというものもあります。フロップがウェットなときにはこのラインを取るのも有効です(J7sの例でもこのラインを取ったほうが良かったかもしれませんが、ターンのボードペアが問題を複雑にしてしまいました)。

 

ウェットボードのワンペアでは、フロップとターンでドローからバリューを取り、リバーでは完成しなかったドローはコールしないということでチェックビハインドするという考え方です。

 

例えばQsJsを持っていてフロップがJc9c6sだったとします。インポジションからCBを打ち、いろいろなドローからハンドをプロテクトします。ターンでも同じような理由でCBを打ちます。もしターンが3dのようなブランクであれば、ハーフポットくらいのバリューを打ちます。KR/QT/87s/フラドロ、JT/J8のようなハンドにコールしてもらえるかもしれません。そして、リバーではチェックしてショウダウンすべきです。ミスドローであればコールしてくれないし、このワンペアより弱い完成ハンドもコールしてくれないでしょうし、こちらより強いワンペアを降ろせるかは難しいところです。

 

インポジションのプリフロップレイザーでバリューハンドを持っている時のプレイをまとめるとするならば、以下の2点となります。

  • ビッグハンド(2ペア、セット、TPTK)は3ストリートでハーフポット以上を打ち、バリューを取りに行く。ウェットボードであればベットサイズを上げ、ポットを大きくする方向にコントロールする。
  • マージナルなワンペア(TPGK)は2ストリートでバリューを取ることを基本に、ウェットボードではb-b-c、ドライボードではb-c-bのラインを考える。

勿論、必ずこのラインを取らなければならないわけではなく、相手がコーリングステーションであればトップペアグッドキッカーで3発打っても良いかもしれないし、ニットなセットマイナーにはなかなか3発のバリューは狙えないかもしれません。

 

次回の記事では、プリフロップアグレッサーかつ、アウトポジションでの状況を見ていくことにしましょう。その時まで、あなたのバリューベットが負けているハンドでコールしてもらえることを祈ります。(*^^*)

 

元記事はこちら

The ABC of 2NL, part 19: Some more thoughts on Relative Hand Strength.

相対的なハンドの強さについてもう少し

前回の記事では、相対的なハンドの強さについて、そのハンドでプレイしたいのはビッグポットかスモールポットかというような一般的な話をしました。相対的なハンドの強さというものは、初心者には少し理解しづらいかもしれません。しかし効果的なベットを打つためには基本となる重要な考え方なので、出来る限りわかりやすく述べていきたいと思います。またこの記事では、EVを最大化するためにも、相手のレンジを考慮に入れます。いくつかの話はいつもの読者の方ならとっくに理解していることかもしれませんがご了承ください。

皆さんは少なくとも、「プリフロップでJJは76sより強いハンドである」ということがわかっているようと思います。JJが嫌いな人もいるかもしれませんが、シングルレイズドポットでは、多くのハンドに対しJJが勝っていることは事実です。

しかし、フロップ以降ではこれが大きく変化します。フロップのテクスチャというものは、各プレイヤーのハンドの強さに対し大きく影響を与えます。ハンドがJJならフロップでAKQなどのオーバーカードは見たくないと思うでしょう。勿論オーバーカードが落ちたからといって負けているとは限りませんが、少なくとも負けている場合にはほとんどの場合Jの2アウツしかありません。つまり、JJはプリフロップではとても強いですが、オーバーカードが落ちた場合には、相対的な強さは下がってしまうということです。

バリューベットの観点からここで重要なのは、もしあなたのハンドがポストフロップで 相対的に弱いものであるなら、負けているハンドからバリューを取るのが難しくなる、 ということです。

実際、あなたのハンドより強いハンドが多く存在するし、そこでバリューベットと思い ベットをしても、あなたのハンドよりも強いハンドしかポットに残らない可能性が高いでしょう。私は、このコンセプトについては次の例でかなり理解できるようになると思います。

 

ハンド1

話を単純化するために、シングルレイズドポットでヘッズアップになったと仮定しましょう。 フロップが以下だったとします。

f:id:pokerstudie:20170209114434p:plain

このフロップでは、ナッツとなるのは99です。99というのはプリフロップでの強さは 中程度ですが、このフロップではトップセットを作っています。もちろんターンのカードによってはナッツではなくなりますが、それであっても、フロップでは 他のすべてのハンドに勝っています。

他にも、88や22もこのフロップではとても強いハンドです。 その次に来るのが98で、ツーペアを作っています。セットには負けてしまいますが、 それでも十分強いハンドです。セットの3種にしか負けておらず、そのセットもブロックしています。 92や82もツーペアですが、これらのハンドはプリフロップで参加することはほぼ無いので、 ここでは考えなくてよいでしょう。

ツーペアより下のビッグハンドといえばオーバーペアで、その中ではAAが最強。 TTは一番弱いオーバーペアですが、それでもTPTKには勝てます。A9はこの982のフロップでは強いハンドですが、だからといってそれはモンスターハンドである、という意味ではありません。結局のところ、A9以前に言及した全てのハンドに負けています。

また、J9やT9のような、キッカーが低い9は更に弱くなります。 A8のようなミドルペアはかなりマージナルなハンドで、発展するアウツも多くありません。このようなボードでのアンダーペア(は、このボードだとありませんが)やボトムペアは ほとんど無価値です。

まだ手役ができていない中では、このボードで強いドローはオープンエンドストフラドローの JdTd、または7d6dです。これらのハンドは多くのワンペアハンドには僅かにエクイティが上です。その他の良いドローとしては、Adをもってのナッツフラッシュドローや、 バックドアフラッシュ&ストレートドローのJcTc、7c6cがあります。ガットショットストレート&フラッシュドローのQdTdなどもそこそこ強いドローと言えます。

ここで理解すべきなのは、多くのハンドがこのボードと結びつき、 その中にはセットや2ペア、コンボドローなどの強いハンド、 トップペアやスモールペア、弱いドローなどの中程度の強さのハンド、 ミドルペアやガットショット、2オーバーなどの弱いハンドがある、ということです。

モンスターハンドやコンボドローは、自分より弱いハンドに色々なアクションを起こしてもらうことができるし、 弱いハンド、弱いドローはその逆で、アクションを起こしてもらえるハンドのうち、 トップペア以上のハンドにすらアンダードッグです。

以下の図で確認してみましょう。

 

f:id:pokerstudie:20170209114924p:plain

 

上の図は全てではありませんがフロップでありえる様々なハンドです。 強さについてはかなり大雑把に分類されています。なぜなら、それぞれのハンドの価値は、相手のハンドレンジにより変わるからです。あなたはこの図を丸暗記する必要はありません。そこまでする必要はなく、 このボードでのTPTKは中程度の強さでしかないということがわかれば、 ポットコントロールを考慮するような事ができるでしょう。

上の図で言うと、モンスターハンドやモンスタードローについては、私は喜んでフロップでスタックオフします。とくに2NLであれば相手がかなり弱いハンドを 見せてくる可能性もあります。逆にエクイティの低いハンドでは、デッドマネーを取れそう(降ろせそう)な相手でなければ、CBすら打たないかもしれません。

ポストフロップのプランをどのように立てるかは、自分の実際のハンドと、ポットに残っているであろう相手のハンドを比較して考えます。 バリューベットを打つ時には、自分がトップレンジに近いハンドであれば、 スタックすべてを掛けるプランを立てます

特に相手も強いハンドを持っていそうだったり、ベットに対してポットに残るハンドが 多くありそうであるなら、「ビッグハンド、ビッグポット」という格言を思い出し、 強くベットを打ち、3ストリートで手厚いバリューを取りに行きます。

自分のハンドが中程度の強さのハンドである場合は、もう少し慎重になり、 薄くバリューを取りに行くということも考えに入れます。 負けている可能性も割とあるハンドではポットをあまり大きくしたくないところです。

自分のハンドが弱いハンドであれば、ポットを完全にあきらめるか、トップレンジを装い、 ブラフをすることになるでしょう (ただし、何度も言及しているように、マイクロステークスではあまりブラフは勧められません。 コールしすぎる相手が多く、ブラフの意味が少なくなるからです。 まずはビッグハンドのプレイを勉強しましょう!)。

ターンとリバーのカードはあなたのハンドの相対的な強さを変化させます。 (上級プレイヤーになりたいのであれば、各レンジにどう影響するか、と考えましょう) ハンドレビューフォーラムでは、「このターンカードはヒーローよりも相手のレンジに有利なカードだ」というような言い方をします。

そして、「残るレンジ(プレイ継続レンジ)」についても考えます。 つまり、もしあなたがベットをした場合に、相手がプレイを継続する(降りない)レンジのことです。 もし我々が相手のフロップコールレンジを「ミディアムペアとフラッシュドロー」と想定したとして、ターンにフラッシュ完成カードが落ちれば、相手のレンジを強化するカードが落ちたといえます。

逆に、フラッシュが完成しないブロードウェイであれば、相手のレンジの助けにならないカードといえるでしょう。 もし相手がプレイを継続したのであれば、そのたびに我々は相手のレンジを考えなければなりません。

 

ハンド2

上記の話について、まだちょっと何を言っているかわからないという場合、 次の例が参考になるかもしれません。ヒーローはBUで8c8sをオープンレイズ。セミルースパッシブなBBがコールしました。

フロップ

f:id:pokerstudie:20170209114434p:plain

(どこかで見たボードですね) さて、ここではヒーローはセカンドナッツを持っています。 ここはバリューベットを打つにはかなりいい場面で、ヒーローは99にしか負けておらず、 相手の傾向からしても、負けているハンドで色々なアクションが期待できそうです。 Ah2hやKsJcからですら、この相手からはアクションが期待できるかもしれません。

多くの相手のハンドはかなり勝ち目が薄く、厚いバリューを取れるスポットです。 つまり、負けているハンドで、相手がプレイを継続してくれる場合(コンボ数)が多いということです。 BBチェック、ヒーローがベット、BBはコール。

ターン Qd

おおっと!フラッシュドローとOESDが完成するカードが落ちてしまいました。 ヒーローはフロップではセカンドナッツでしたが、今やフラッシュ、JT、あとは あまりなさそうですがQQのセットに捲られてしまいました。ヒーローの88のセットの相対的な強さが下がったといえます。 フロップのセカンドナッツはいまやナッツに近くすらありません。

けれども、捲られていてもフルハウスとクアッズへの10枚のアウツがあります。 ここでベットをすれば相手の1枚フラッシュドローに対してはプロテクトになるかもしれませんが、 ここで注意して欲しいのは、相手のSLPプレイヤーにとっても、このQは、 スケアカードにもなり得るということです。

例えば相手がノンフラッシュのT9を持っていたとして(フロップではそこそこの強さ)、このQは、フラッシュにもQはヒットにも捲られてしまったと考えられるカードです。

つまり、フロップでそこそこの強さのミディアムペアは、このQで相対的な強さが 下がるということです。 もしこのQでヒーローがダブルバレルを打つと、相手は負けているハンドではほとんど降りてしまい、 プレイを継続するのはこちらに勝っているハンドの場合が殆ど、ということになります。

さらには相手がストレートやフラッシュを持っていた場合、チェックレイズも十分考えられ、ヒーローのベットは単にポットを大きくするだけになってしまいます。 もはやヒーローのハンドは相手のレンジに対してモンスターではなくなっているのですから、相手の負けているハンドを降ろさないように、慎重にラインを選択しなければなりません。

BBチェック、ヒーローもチェックビハインド。

リバー 2h

このカードはヒーローにとって素晴らしいカードです。 フルハウスになっただけでなく、恐れるような相手なハンドはもうありません。 この2はほぼブランクカードで、相手のハンドを進展させることはほぼないでしょう。 相手のベイビーフラッシュの強さも変わりません(4枚目のスートが落ちると、相手が ベイビーフラッシュだった場合かなり弱くなり、バリューを取りづらくなる)。 Q9や98のツーペアがヒーローのKK+やA2などを警戒するくらいでしょう。

ターンのポットコントロールにより、自分のハンドを読みづらくさせたこともあり、 リバーでは容易に支払ってもらえるでしょう。 ターンのチェックには、ハンドを発展させるフリーカードを単にもらっただけでなく、 相手が自分のハンドの相対的な強さを高く考えると言う効果もありました。 ターンがチェックチェックで回った後は、相手はフラッシュ、2ペア、トリップスなどで、 ベストハンドを持っていると考えるでしょう。TPTKのようなハンドでもそう考えるかもしれません。

結局のところ、ヒーローが「標準的なCB」のあとにターンをチェックしたことで、 ハンドを持っていないと考えさせ、相手はリバーで、中程度の強さのカードでバリューベットをしてきたり、ミスドローでブラフベットをしてくる可能性もあります。

BBベット、ヒーローはレイズ BBはショブし、ヒーローはコール。

相手 7d6d(Qハイフラッシュ7) ヒーロー 8c8s(8フル2)

ヒーローがポットを獲得。

結果として、相手はフロップではモンスタードローを持っていたが、パッシブにプレーしていました。 相手はフラッシュをヒットさせましたが、ヒーローがチェックビハインドしたため、 勝っているターンの時点ではポットにお金を入れることが出来ませんでした。

リバーではフルハウスの可能性も出現したにも関わらず、相手はオールインをしました。 これは負けているハンドにしかコールされないオールインですので、明らかなミスプレイです。 ヒーローは、自分のハンドが勝っているか判断しづらいストリートでチェックをはさみましたが。 相手が自分のハンドを過大評価したために、スタックすることが出来ました。

上記のハンドはあくまでも例ですので、チェックをしてもフルハウスにならないかもしれないし、オールインにコールしたらクアッズやストフラが出てくる場合もあるでしょう。しかし、ある程度はハンドの相対的な強さとベットと継続レンジの関係を説明できたと思います。

ベットやチェックの決断をする際に、このような考えをすることで、ウィンレートに いい影響をあたえることが出来ると思います。 次回は、スターズでの私のハンドヒストリーを使って、解説を試みたいと思います。

元記事はこちら

www.pokerschoolonline.com

The ABC of 2NL, part 18: An introduction to effective value-betting post-flop

ポストフロップにおける効果的なバリューベット

皆さんこんにちは。 前回の記事より少し間が空いてしまいごめんなさい。 最近はトーナメントの方をやっていて、あまりキャッシュゲームについて 考える時間がありませんでした。 ただ今回からの記事は、キャッシュでもトーナメントでも役に立つと思います。

 

ハンドについてプランを考えると言うとき、まずはプリフロップで、 どのようなハンドがプレイするに値する価値があるか、ということを思い浮かべるでしょう。 しかし、スキル差が大きく現れるのはポストフロップの決断であり、そこで相手に対する エッジをお金に変えることが出来るのです。

 

「ポーカーをプレイする」というのは、 ポストフロップのことと言ってもいいでしょう。 手堅いプリフロップのプランは、あなたのフロップ以降のプレイを楽にする手助けを してくれますが、ポーカーでお金を稼ぐにはそれだけでは足らず、ボードを読み、 相手のレンジを考え、それにしたがってプランニングをさらに洗練させなければなりません。

 

プランニングを洗練させ、効果的にバリューベットを行うためには、 自分のハンドの相対的な強さについて知る必要があります。 これはつまり―例えばあなたがメイドハンドを持っていたとして― そのハンドがどれだけナッツに近いか、どれくらいのコンボ数のハンドに勝ちor負けているか、 もしバリューベットをした場合、相手が負けているハンドでアクションを起こしてくれるかどうか、などを考えなければならないということです。

 

難しいと思うかも知れませんが、実際にこれは難しいことです。 レンジを考えるということは、ポーカーにおいて一番重要で、かつ一番難しいことです。 特に初心者にとっては難しいでしょうし、これは経験と学習によってしか学べないものです。 何年もの経験があるプロであれば、状況によってどれだけのベットをする(しない)べきか、 ということを理解しています。

 

なぜなら、彼らは自分がどのようなレンジに対してプレイしているか、 相手のレンジに対して自分のハンドのエクイティはどれくらいあるか、 ベットに対して相手のレンジのどの部分がどういうアクションを返すか、 ということを理解しているからです。 あなたのバリューベット(と、ブラフベット)がどのようなレンジをターゲットにしているか、 というのは複雑な話になりすぎるので、このブログでは書ききれないかもしれません (付け加えて言えば、私自身がこれについてはまだまだ勉強中の状態ということもあります)。

 

例えばJhThを持っている時に、Tc7c6dAh2cのボードで、どういうプレイをするのが 最適か、ということに応えるのはとても難しい話です。 なぜならこれだけでは情報が足りなすぎるからです。 スタックサイズ、人数、ポジションと相手の傾向、プリフロップのアクション…etc しかしそれでも、もう少しの最低限の情報、例えば自分がプリフロップレイザーでボタン、 相手は2NLのアンノウンで、BBでコールした、などのような状況がわかれば、 一般的なアドバイスや、利益を最大化(損失を最小化)するための 取りうるラインなどは書けるかもしれません。

 

この記事、そしておそらく次回の記事は、あなたが取りうる"標準的"なラインについての アドバイスと、あなたが実際の場面で行うべき思考プロセスについて、 以下の様な限定された状況設定を元に書いていきたいと思います。

 

  • Heroはプリフロップレイザーで、IPである
  • Heroはプリフロップレイザーだが、OOPである
  • Heroはプリフロップコーラーで、IPである
  • Heroはプリフロップコーラーな上に、OOPである

 

もし毎度毎度フロップでナッツが来るならポーカーはとても簡単なゲームになるでしょう。 ベット-ベット-ベットのアクションでセカンドナッツからお金を取るだけの仕事です。 しかし実際にこのような状況になるのはめったにないことで、大抵の場合は フロップではナッツなることはほぼ無いし、ナッツになったとしても、相手からは マックスバリューを取ることは難しかったりするものです。

 

ポーカーはショウダウンまで行く確率自体もそれほど高くないし、 ましてやポットサイズが大きく膨らむことはめったにありません。 現代ではプレイヤーの多くが、どこかのストリートで"ポットコントロール"を 行うラインを取ることが多いので、この傾向は更に高まっています。

 

今回の記事でもポットコントロールについて書きたいのですが、それよりもまずは、 ハンドの相対的な強さについてから書きたいと思います。

 

"Big hand, big pot"

フロップでナッツかそれに近いハンドになれば、究極的にはオールインを目指してポットを膨らましていくべきでしょう。フロップでのビッグハンドというのはリバーでも良いハンドのままなことが多いですが、注意すべきは、 ビッグポットを勝ち取るということは、相手もペイオフするだけの強さのハンドを 持っている、ということです。

 

ボードがウェットであればあるほど、相手もペイオフするような強さのハンドを持っていることが多いでしょう。 理想的な状況としては、こちらがフロップセットを持っていてそれがフルハウスに発展し、 相手はフロップでのコンボドローがこちらのフルハウス完成とともに完成する、 というような状況です。

 

このような状況では、あなたがどこかのストリートでポットにお金を入れずに回したのならば、バリューを取り逃がしたといえます。 逆にドライボードでは、ビッグハンドが来てもビッグポットを作るのは難しいでしょう。 それは、相手がアクションを起こすハンドの数が少ないからです (例えばA72rのボードで自分がAAを持っていたとして、相手をスタックするのは かなり難しいことでしょう)。 しかしそれでも、小さめのベットを打つなど、ポットを膨らます努力はすべきでしょう。

 

"Small hand, small pot"

ワンペアなど(TPTKも含む)の弱いメイドハンドでは、100bb持ちのシングルレイズドポットでは、 基本的にはフルスタックを賭ける勝負を目指すべきではありません。 フロップトップペアの場合、大抵あなたのほうがベストハンドでしょうが、 スタックオフまで行けばたいていはセット以上が出てくるし、3ストリートで負けているハンドからバリューを取るのも難しいでしょう。

 

だがら、ワンペアは(たとえフロップではバリューハンドであったとしても)、 最大のバリューを取るというプレイには扱いにくいハンドなのです。 ですので、どこかのストリートでチェックを挟むなどして、ポットコントロールをしたほうが良いでしょう。

 

上はかなり単純化して話しているので、「ビッグハンド」は、ポット-ポット-ショブのラインを取りたいものの事を言っています。 マージナルなハンド(スモールハンド)は、ベット-チェック-ベットのようなラインを取るものです。

 

ここではボードテクスチャは考慮してないし、ナッツとワンペアの中間のような状態の ハンドについても考慮していません。 プランニングをする際、何が「スタンダード」なラインかを考えるときには、 まずフロップの段階で、あなたのハンドは3ストリートでバリューが取れるものか、 それとも2ストリートでバリューを取れるものか、更には1ストリートしか バリューが取れないものかについて考えなければいけません。その後は、どのストリートでアグレッシブにプレイするかや、ターン/リバーでどのようなカードが落ちると、 自分のハンドが有利/不利になるかも考えなければいけません。

 

これらを考慮するだけでもかなり複雑な問題だと思いますが、 次回以降の記事では、幾つかの状況を設定し、これらを解説することを試みたいと思います。 状況ごとに、あなたの"バリューハンド"が、どのようなラインを取るべきかは ボードテクスチャや相手の傾向に大きく依存している、ということがわかるはずです。

 

このゲームには"どんな状況にも使える"万能のプレイラインは存在しないわけですが、 それでも、私が考える「スタンダード」なラインというものは、あなたが自分のプレイを考える際の一つのガイドラインになればと思います。それらの記事では、ベッティングアクションについて、いくつかの略語を使うので、略語についてあまり詳しくない人は、以下を確認しておいてください。

 

ポストフロップのアクション

x=チェック b=ベット c=コール r=レイズ f=フォールド

AI、ジャム、ショブ=オールインすること

 

略語の組み合わせ

b-f,b/f ベット-フォールド

b-c,b/c ベット-コール

b-r,b/r ベット-レイズ

x-f,x/f チェック-フォールド

x-c,x/c チェック-コール

x-r,x/r チェック-レイズ

CRAI,x/shove チェックレイズオールイン

 

元記事はこちら