Cash Catastrophes, Vol. 4: Hero Calling Unexpected River Bets
Cash Catastrophes, Vol. 4:予期せぬリバーベットにヒーローコール
ハンド
NLHE$1/$2の私がいつも遊んでいる卓で、エフェクティブスタックは約175bb。
2人がMPからリンプし、カットオフの私まで回ってきた。ハンドはQc9c。私は10bbにレイズし、SBのみがコールした。ポットサイズは23bb。
フロップ Kh9d2d
リンプしてきたことから、MPのプレイヤーたちはフロップを安く見たいだけで、大したハンドは持っていないと思った。そして彼らを降ろそうと、マージナルなハンドでレイズした。だからSBがコールしたのは驚いてしまった。おそらくミドルポケットペアか2ブロードウェイというところだろう。
SBの彼はチェックし、私は15bbをベット。彼はコールし、ポットは53bbになった。
ターン 5d
フロップをコールしたので、彼のレンジはおそらくKx、フラッシュドロー、ミドルポケットペアだろう。ターンでベットフォールドのラインを取ろう。コールされたら、リバーはチェックバックだ。
彼はチェックし、私は20bbをベット。ポットは93bbになった。
リバー kc
彼は50bbのリードベットを打ってきた。
おいぃ!チェックバックさせてくれよ。こんなの想定外だ。よーし、よく考えなければ。コイツはターンでフラッシュならレイズしてきて、Kxではそうしなそうだ。そして今、そのKのうち2枚はボードに落ちた。おそらく3:1でこっちの勝ちだろう、ならコールしなければいけないな。
私はコールした。そして彼はAdTdをショウダウン。
問題
SBが私の大きいレイズにOOPでコールした時、彼のレンジが強いことはわかっていました。フロップでのCBは問題無いと思います。なぜなら、彼のレンジのうちの多くはセットを作りたいミドルペアが含まれていますし、私もAKをリプリゼントしやすいからです。
問題は、このCBにコールできる相手のハンドがどれだけ強いかということに気づくべきだったと言うことです。プリフロップの大きいレイズをSBという最悪のポジションからコールし、完璧に私のレンジにマッチしているボードでの大きいCBにもコールしたのです。ここで私はスローダウンすべきでした。
しかし実際には、私は気乗りせずもターンCBを打ってしまい、それはポットを美味しくしただけでした。フラッシュが完成してしまったボードでは、このベットでは自分より弱い手にコールしてもらうことも、自分より強い手にフォールドしてもらうこともできません。私はここでチェックすべきでした。しかし、最悪のミスはここではなく、リバーです。
彼がリバーでリードベットしてきた時、彼のアクションはハンドを持っていることを意味していました。彼のレンジはここではかなり強いものです。と言うのは、ターンとリバーは、フロップをコールするハンドの多くを進展させるものだからです。フラッシュドローは完成し、Kxも今やトリップスです。
言うまでもなく、このレートでの$100(50bb)は危険なほど大きいものです。そして、スモールステークスでのリバーの大きいベットは、大抵の場合本物です。
ここでフォールドすることではエクスプロイトはされません。なぜなら私のこのハンドは、私のリバーのコールレンジのうちの上位ではないからです。ここでギブアップしても、彼がこの、セカンドペアより弱いハンドでブラフしてくることはめったに無いでしょうから、フォールドしすぎにはならないでしょう。
レッスン
ポーカにおいて学習がどう作用するかは面白いものです。あなたにはエッジがあるのでしょう。だからこそあなたは、テーブルにおいて相手を完璧に支配していると思ってしまうでしょう。
しかし物事が計画通り進まない時に、あなたは疑り深くなってしまい、相手がこちらを騙そうとしていると考えてしまいがちです。しかし、ハンドをパッシブにプレイしていた相手が、突然目覚めて主導権を取ろうとしてきた場合、彼らはあなたを降ろそうと思っているのではない、ということをあなたは理解しなければなりません。
大抵の場合、相手は単にハンドを持っているのです。
Photo: “Tearing Money,” TaxCredits.net. Creative Commons Attribution ShareAlike 2.0 Generic.
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