Cash Catastrophes, Vol. 5: Over-Reliance on Verbal Tells
Cash Catastrophes, Vol. 5: テルを信じすぎた話
ハンド
NLHE$1/$2の私がいつも遊んでいる卓で、エフェクティブスタックは約97.5bb。私は相手をカバーしている。
BUのプレイヤーがリンプし、私はSBでKdKhを持って5bbにレイズした。BBのプレイヤーとBUがコールし、ポットは15bbになった。
この卓では、SBまでフォールドで回ってきたらSBとBBでチョップする。だからBBの彼は、BUがリンプした時に冗談っぽく「お、チョップブロッカーだ」と言った。このセリフで私は、彼は2ハイカードかポケットペアであると考えた。
フロップ 9h6d5c
私は10bbのベットをし、BBは20bbへとレイズした。BUはフォールド。
BBは2ハイではレイズはしないだろう。おそらくKK以下のポケットペアを持っていそうだ。KKやAAならプリフロップでレイズをしていただろう。私のハンドはQQ,JJ,TTに勝っていて、99,66,55に負けている。
しかし、彼のハンドはセットの可能性が高いように見える。このフロップはブラフレイズできるようなドローはあまり存在しない。同じ理由から、彼には私の3BETもとても強く見えるだろう。特に私はこの卓では一番タイトなプレイヤーで、私は「いつもハンドを持っている」と見られている。
ここでリレイズしたら、彼は弱いオーバーペアではヒーローフォールドするだろう。その上、彼にはドローの可能性は少ないから、ほとんどのターンカードは、彼が負けている場合に、逆転の助けにはならないだろう。加えて、わたしのアクションを止めてしまうようなオーバーカードはそれほど心配する必要はないし、そのうち2枚はわたしがブロックしているし、彼も同じだろう。ここはコールして、ターンで再評価しよう。
私はレイズにコールし、ポットは55bbにたった。
ターン 7d
わたしはチェックし、BBは35bbのベット。私は再び悩んだ。
これはセットの可能性がかなり高い。もうかなりフォールドに傾いている。しかし、もし彼がオーバーペアをこのようにプレイするなら、まだ彼のレンジには勝っている。ここでコールして、彼がナッツ以下のハンドを持っていて、リバーはチェックバックしてくれることを願おう。
私はコールし、ポットは125bbになった。
リバー Th
私はチェックした。BBは32bbをオールインし、私は泣く泣くコールした。
クソっ!思った通りセットを持ってたんだ。だけどリバーでこんなに小さいベットには降りられない。
BBはTd9dをショウダウン。
ナイスハンド。#greasefire(火事だ!)
問題
BBがプリフロップのレイズを待っていたような冗談を言った時、私はBBが2ハイカードやポケットペアを持っていると考えました。一回思ってしまうと、彼が他のハンドを持っている可能性を全く考えられませんでした。これが、私が彼のレンジを過大評価しすぎてしまった理由です。
私の考えでは、プリフロップでそんなセリフを言うような相手のレンジには、99以外の9xハンドは全く存在しないと思ってしまいました。もし私が彼のレンジにはターンで手が進むようなハンドが含まれていると考慮していたなら、フロップで3BETショブをしてハンドをプロテクトしていたでしょう。
レッスン
ライブポーカーをするときに、相手の言葉による情報を考慮することは正しいことです。しかし、全ての情報は、ある程度割り引いて考えなければなりません。
得た情報を使い、相手のレンジからある特定のカードの可能性を減らすことは構いませんが、完全にその可能性を消してしまうことはやめましょう。
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