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Cash Advances, Vol. 1: Semi-Bluffing Backdoor Draws

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Cash Advances, Vol. 1: バックドアドローでセミブラフ

はじめまして、私はCarlos Welchと言います。あなたは知らないかもしれませんが、私は世界最低のプレイヤーです。

勿論これは冗談です。私がキャッシュゲームを学び始めた時に、クソプレイをした後に
よく自分のことをそう言っていただけです。そのひどいプレイについての一部は以前に書いた、「Cash Catastrophes」のシリーズに書きました。

何度も炎上したあと、私はやっとわずかながらキャッシュゲームが上達しました。この新シリーズ、「Cash Advances」では、私が学んだことをシェアしたいと思っています。初回は、バックドアドローを使ったセミブラフについて書きたいと思います。

 

ハンド

NLHE$1/$2の私がいつも遊んでいる卓で、エフェクティブスタックは約150bb。

TAGプレイヤーがEPから5bbオープンし、MPのLAGプレイヤーがコール。私はボタンで、Td8dを持ってコールした。ポットは16.5bb。

フロップ(16.5bb) Ks9d3c EPはチェックし、MPは12.5bbをベット。

 

フロップはEPがCBを打つには理想的だ。しかしチェックしたならそれほど強いハンドではないのだろう。MPもプリフロップで3Betしなかったことから、レンジはキャップされている。MPのベットはKQ,QQ,JJ,TTのようなマージナルなバリューハンドか、2ペア以上をヒットさせた投機的なハンドだろう。

もしくはミスした投機的ハンドをブラフに変えていることも考えられる。彼もおそらく、EPのハンドが弱いということはこちら同様に読んでいるからだ。

まとめると、これらのアクションとレンジから、EP,MPともにモンスターの可能性は低い。それ故に、レイズすれば2ペア以上をリプリゼントできるだろう。そうすればKx以下のハンドは即座に降ろすことができるし、バックドアストレートとフラッシュへのアウツもある。だからJdや7dが落ちたらショブできるし、ターンでAxが落ちた場合にも、フロップで降りなかったKQのようなハンドを降ろすことができるだろう。

 

私は45bbへレイズし、EPは即フォールド、MPも長考の後フォールドした。

 

The Advance

去年の私にはこのプレイはできなかったでしょう。実際、プリフロの段階で降りてしまうくらい私はニットでした。私の一番大きな弱点は恐れでした。たとえMPのレンジが弱いと読んでいても、ここでできることはないと考えてしまっていました。

もしレイズしてMPがセットを持っていたら?EPがKKをスロープレイしていたら?たしかにその可能性はあるが、確率は低い。それなのに、恐怖によって、それが確信のように変わってしまう。

実際には、私は29bbを取るために45bbをリスクにかけているので、60%程度成功すればいいだけなのです。そしてこの数値は私がターンで拾う可能性のあるエクイティは
考慮していません。

このアクションはエニハンでも利益になるかもしれませんが、ターンで与えられるエクイティがある、スーテッドコネクタなどでの基本的なプレイになります。今では、私はこのT8sのような投機的ハンドをIPでこのようにプレイできるスポットを常に探しています。

以前は、もし私がこのようなハンドをプレイすると決めた場合、セットマインのように、「フィットオアフォールド」でプレイしていました。これは相手の傾向を対して理解していなくてもできるアプローチです。しかし、ポーカーの理解が進むにつれ、「フィットオアフォールド」の「フィット」を再定義するようになりました。

今Td8dをプレイする場合には、まるで99を持っている時と同じくらい、9dが落ちることを望んでいます。なぜならこのカードがあれば、ポジションがあれば、私より前にアクションしなければならない相手の弱みにつけ込むことができるからです。

 

レッスン

我々は常に、より多くのハンドを利益的にプレイできるスポットを探さなければなりません。これはIPで投機的ハンドを持っている時にしかできませんが、我々は単に「フィットオアフォールド」でプレイするだけではいけません。我々は注意深く相手の傾向を読まなければなりません。

彼らは、ターンでの弱いフィットを強いブラフに変えることのできるライセンスを与えてくれるからです。

 

※元記事のコメント欄では、この記事のプレイ内容についての批判でちょっと盛り上がってます。ですが、「レッスン」の部分がこの記事のいいたいところだと思うので、
具体的内容についてはまあ参考程度にと思います。あとはライブ$1/$2のレベルについても私はわからないのでなんとも…

 

元記事はこちら