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9 Quick Fixes That Will Improve Your Bottom Line at the Micros Right Now

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すぐできる!マイクロステークスであなたの成績を改善する9つの方法

今日でも、多くのプレイヤーがマイクロで苦戦しています。初心者にとって一番むずかしいことは、どこが自分の問題なのかを特定することだと思います。読者からメールなどで相談を受けた際、そのステークスに対しての包括的なアドバイスをすることは私はあまり好きではありません。

しかし、出来る限りのことをやるのが最善であるとも言えます。具体的なハンドやデータがなければ、どこが問題かを正確に特定することはできません。実際、私がマイクロプレイヤーへのコーチングを行って来た経験からも、複数セッションを行いレビューすることが必要で、完全にゼロからというものはとても難しいと知っています。

しかしながら、マイクロステークス、特に最低ステークスでは、いくつかの「応急処置」が施せることも事実だと思います。2NL~10NLで苦戦しているプレイヤーの多くは、今すぐこの部分を改善することで、収支を大幅に改善できるかもしれません。

全部の項目があなたに当てはまるとは限りませんし、これだけであなたのプレイに潜む主要な問題、たとえばティルトや基本的なプレイの欠陥の解決にはならないかもしれません。そのような部分については施せる応急処置は存在しません。しかし、以下のいくつかの提案があなたのプレイを改善してくれるであろうことを願います。

では、始めましょう。

 

1)下手なプレイヤーに対して、強いハンドで大きくベットする

トップペア以上のビッグハンドを持っていて、相手がレクリエーショナルプレイヤーなのであれば、各ストリートで最低でもポットの75%以上を打つべきです。もし相手があなたよりも強いハンドを持っているなら、相手が教えてくれます。

これに関しては私を信じてください。ハーフポットを打ったり、スロープレイはしないようにしましょう。それはあなたが思っている以上にウィンレートを下げる行為です。

 

2)パッシブプレイヤーに対しては、時に強いハンドを持っていてもフォールドする

トップペアや高いオーバーペアなどのビッグハンドを持っている場合でも、普段パッシブな相手がターンやリバーでレイズしてきた場合、フォールドボタンのことを思い出しましょう。

パッシブプレイヤーとは?マイクロ、特に最低レートでは、ほとんどのプレイヤーがパッシブです。彼らはたいていAF1~2です。フロップCBやターンCBにほとんどレイズせず(たいていレイズ率1桁)、3Bet、4Bet、スチールなどの他の部分のスタッツにもパッシブさが現れています。

マイクロでの多くのレギュラーやレクリエーショナルプレイヤーは、モンスターハンドを持っていなければ、ターンやリバーでレイズするというプレイは出来ないものです。なお、上記ではあなたがプリフロップでオープンレイズし、ダブルバレルやトリプルバレルを打っているケースを想定しています。

レギュラーがプリフロップで3Betして、フロップ、ターンとバレルしてきた場合は、マイクロではかなり強いハンドを持っていると想定すべきです。そしてこれは、相手がミニレイズをしてきた時にも当てはまります。多くの人はこれに騙されます。フロップでレイズされた場合、トップペアや

オーバーペアでフラットコールすることは問題ありません。フロップでは、時には相手も勇気を出して、ドローやある程度のメイドハンド、時にはエアーですらレイズしてくることはあります。

しかしポットが膨らんだターンやリバーでレイズされ、スタックをコミットさせようとしてくる場合、文字通り相手は、ほぼ確実にナッツを持っています。その時には深呼吸し、フォールドボタンを押して次のハンドに移りましょう。

 

3)リンプをしない

これは文字通り、リンプを完全に自分のプレイするシナリオから除外するということです。あなたがボタンで87sを持っていて、自分の前の3人がリンプしている状況を想定してみてください。このリンプパーティーに参加して安くフロップを当てに行くべきでしょうか?違いますよね。

レイズして主導権を握りましょう!これによりあなたにはポットを取る方法が増えるのです(ハンドをヒットするだけでなく、CBでもポットを取れる)。そしてまた、ハンドがヒットすれば、相手はより多くを払ってくれることになるでしょう。

フロップを見る前に相手にポットにチップを入れることを強制すれば、彼らが何かをフロップでヒットした場合にアクションが起きやすくなる、という理由もあります。

リンプポットでは、相手のゴミハンドにクーラーを食らわせる状況にならない限りは、ペイオフしてもらうのは難しいでしょう。

 

4)3Betにコールしすぎない

マイクロの底辺(特に2NL、5NL)では、相手の3betに対しては、88+,AQ/AKでのみコールするほうが良いでしょう。実際私の1冊めの著作では、このステークスではまさにこのレンジしか推奨していません。

何故でしょうか?これは55,ATs,98sのようなハンドで、特にOOPで3Betにコールすることは、多くの問題を引き起こすだけだからです。特に、ポストフロップスキルがあまりない初心者の場合に問題となります。彼らはブラフにしか勝てないことに気づかず、2ndベストハンドでコールダウンしてしまうことが度々あるのです。

現在のマイクロで3Betされた場合は、これらのようなハンドの殆どはフォールドするほうが良いでしょう。これらのステークスの相手は、あなたが想定するような広いレンジでは3Betしてきませんし、そういう想定をする必要もありません。特に2NL、5NLではできるかぎりシンプルに考え、不必要に自分をマージナルな状況に追いやることを避けましょう。重要な事は、フィッシュを見つけ、料理することなのです。

 

5)HUDを正確に使う

私がよく受ける質問の一つに、「マイクロならHUDなしでも勝てますか?」があります。これは勿論その通りです。実際私は数年前は、HUDなしで大量のハンドをプレイしていました。その時はひどいプレイヤーだらけで、ABCプレイさえ知っていればそれだけで大きく勝てたのです。

今日のゲームでもHUDなしで勝つことはできますが、それは例えて言うならゴルフで、下手な相手にこちらはクラブ1本のみで戦うようなものです。しかし、大半のゴルファーはクラブを9、10本持って戦うものです。たとえ1,2本のクラブしか殆どの場合に使わないとしても、オプションとして他のクラブを持っておくことは良いことです。

同じことがオンラインポーカーのHUDにも言えます。たとえHUDに基本的なスタッツしか表示させていないとしても、追加の情報が見れるようにしておくことは良いことです。何故それをしたくないのですか?

ポーカーHUD界のコカコーラとペプシはポーカートラッカーとホールデムマネージャーです。私個人はポーカートラッカーを使っていますが、どちらも良いソフトです。どちらも30日の試用期間があり、全く試すことすらしないのはほんとうに意味がありません。他の様々なツールと違い、HUDはほぼ確実に元が取れるツールです。もしあなたが真面目にオンラインポーカーをやるのなら、どちらかを購入しましょう。

私のブログの過去記事にもHUDの設定方法について書いたものがありますので、色々なスタッツをどう使うかを理解するための追加情報として役立ててください。

 

6)セッション中に成績を見ない

これは本当に効果を保証できる改善点です。この理由は、ほとんどのプレイヤーは負け始めると、プレイの質が下がり、そしてそのことを本格的なティルトに陥り致命的なミスを犯すまで気づかないのです。

もし自分が実際に勝っているか負けているかを知らなければ、これは起こりづらくなります。5分毎にキャッシャーボタンを押して確認する習慣がついていませんか?心配しないでください、

私もかつてはそうでした。この習慣をなくすのはたやすいことではありません。しかしポーカーは長期的観点のゲームであるということを忘れてはなりません。いちセッションごとに、ある程度意味のあるサンプルサイズとなるような量にすることは不可能です。

実際、Chicago Joeyが数年前に行ったもの(Youtube)で、25NLで24時間に50kのハンドをプレイし、プラスにするという世界記録がありますが、この50kハンドですら、正確なサンプルサイズとしては、盤石なものとはいえないのです。

特定のゲームのウィンレートについて何かを言う際には、最低でも10万ハンドは必要であると私は思っています。ですので、500ハンドは勿論、5000ハンドであったとしても、セッションごとの数字はあまり意味が無いものなのです。焦ってキャッシャーを見ることを我慢して、それがどう影響するかを確認して下さい。

 

7)フィッシュとプレイしよう!

今日からこのルールを設定しましょう。テーブルに着く場合は常に、VPIP40%以上のプレイヤーが居る時にしましょう。例外はありません。もしテーブルに着いて、以前にレクリエーショナルプレイヤーのタグ付けをした人もおらず、アンノウンだけの場合、プレイを開始することはかまいません。

しかし、20ハンドもプレイすればそのテーブルのプレイヤーの基本的なタイプ(VPIP/PFR/AF)はわかります。ですので、FRなら2周、6maxなら3周ほどのプレイをして、VPIP40%以上のプレイヤーがいなければ、テーブルを離れましょう。ラベルを付けたプレイヤーがいた場合にも同様です。

もし彼らがテーブルを離れたなら、あなたもそうしましょう。これが今日のゲームでウィンレートを稼ぐ確実な方法なのです。もしあなたが本当に勝利したいのであれば、常にこれを行うようにしましょう。

もしあなたがZOOMをプレイしている場合は、これは難しくなります。これが、あなたがレーキバック目当てのグラインダーでもなければ、私がZOOMをプレイするのをおすすめしない理由の大部分です。

大量のデータと、多くの人とプレイをしてつけたタグがなければ、巨大なプレイヤープールを分析することは難しいことです。それでも、2NLや5NLではいたるところにフィッシュがいるので、あまり問題にはならないかもしれません。

しかし、あなたが必要なのはVPIP40%以上の相手が常に同卓してくれることです。そうでなければ、テーブルを離れるべきです。勝利することが最大のプライオリティなのであれば、通常テーブルをプレイしてみてください。

レクリエーショナルプレイヤーの見つけ方については、以前書いたテーブルセレクションの記事を参考にしてください。

 

8)SBからオープンレイズしすぎない

今日、ほとんどのプレイヤーは、マイクロに多くいるパッシブフィッシュからブラインドをスチールすることは利益的なプレイであると知っています。そして、自分がBUやCOにいる時であれば、私はこのようなプレイに同意できます。

しかし、これを過剰に受け取り、自分がSBの時も、自分までフォールドで回ってきた場合に、エニハンに近いレンジでスチールするような人が多く見受けられます。結局、相手はたった一人だからでしょうか?確かにそれは良いことです!それは正しい。

しかし、この2つの状況には多くの違いがあります。我々がBU,COの時はポジションがあるのです。それに対し、SBの時にはポジションがないのです。

BBが何も考えずに多面しているニットなのであれば、SBからは延々とスチールしてよいでしょう。しかし、もし少しでも能力がある相手であれば、ワイドすぎるレンジでのスチールは、非利益的なプレイになる可能性があります。

今日のマイクロでは平凡なレギュラーでも、このスポットでスチールしすぎる人が多いことを知っていて、それに対して3Betレンジを広げてくるからです。私はこのスポットでは、特に3Betに抵抗しない相手(これは殆どの相手があてはまります)には、クズハンドで3Betします。自分がSBの時にフォールドで回ってきたからといって、エニハンでスチールに行くのはやめましょう。適切に対応してくるレギュラーには、お金を払うだけになってしまいます。

 

9)適切な(ライトな)相手にライト3Betする

マイクロの底辺レートには、3Betされた時にはナッツを持っていない限りフォールドするようなレギュラーが多く存在します。普段はコールするようなハンドや、さらには普通フォールドするようなハンドで、これらのプレイヤーへ3Betする頻度を増やしましょう。

この手のプレイヤーを見つけることは簡単で、Fold to 3Betが70%より高い相手がそれにあたります。彼らがBUに近いポジションでオープンしたら、3Betをしましょう。ただし、いくらそういう相手でも、EPからオープンした時に、弱いハンドで3Betすることはやめましょう。EPからのオープンであれば相手のレンジはかなり強いからです。

この「応急処置」リストがマイクロキャッシュテーブルでのあなたのプレイに役立つことを願います。これらのTIPSに共通して言えることは、すぐにプレイに活用できるということです。

マイクロ、特に2NL,5NLでの長年の経験がある私は、これらの戦略が有効に働くことを知っています。私を信じてください。次回のセッションで活用していただけでば、いい結果が出ることを約束します。

 

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BlackRain79の著書② Modern Small Stakes

 

ざっくり和訳 by Pokerstudie